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| 道南では今年最後のクロカンスキーの大会だが、前日からの雨で開催されるかどうか心配であった。 前日にインターネットのピンポイント天気予報とにらめっこしながら、WAXは何を塗ろうか思案していた。 どう転んでも、気温はプラスになるだろうとの予想から、今回はホルメンのイエローとシリコンの組み合わせ1本に絞ることにした。 ホルメンは久々の出番。WAX用の工具BOXの中で、「ここ数年静かに熟成されていただろうな」と思いつつたっぷり塗った。(ワインかい!) MLにナベちゃんが、明日のWAXは2通り仕上げたとの情報を送ってきた。「なにぃ!SWIXのHF10にFC200それとTOKOのHFイエローとレースワックスオレンジだとぉ」高いWAXを惜しげもなく塗りたくって随分気合入ってるなぁ。 こっちは、もったいなくてHF、FCなんて塗れないんだぞ・・・というより持ってないんだから。安いイエローで勝負したる!! 翌朝、不安な気持ちで外を見るとやはり雨。でも行ってみないとわかんないし〜。てなことで途中ケイシンズを乗せ集合場所の亀田支所へ向かった。 既にヒロコちゃんと永田さん、塚谷さんが待っていた。他の人たちはまっすぐ現地に行ったようだ。AM6:20ヒロコちゃんをこちらに乗せ、一路ピリカを目指した。 天気予報ではかなりの荒れ模様になるとのことだったが、ピリカに着くころにはなんと雨も収まり、雲の切れ間から青空も見えてきた。これはいけそうだ! クロカンキッズでは私達が一番乗りのようだ。早速スキーを出して受付に行くことにした。おっとその前にディジタル温度計で温度と湿度を測定しておこう、気温は3℃、湿度61%。概ね予想通りだ。 時間的にはたっぷりと余裕があるので、WAXの状態をテストする。これだけ雪が濡れた状態だとストラクチャーは荒いほうが良い。やっぱり練習用のカルフも持ってくれば良かったかな? 雪の積ったままの所は少しへばりつくような感じはあるが、雪上車が整備したところは、まあまあ滑る方だと思う。 他のメンバーはSWIXの8番もしくは10番を塗っているようだ。(でもストラクチャーまでは考えていなかったみたい) 少しコースにでてウォーミングアップをする。コースは広いし整備状態も良いので滑っていて気持ちがいい、しかもだんだん晴れてきたではないか。これもクロカンキッズの日頃の精進の賜物か?(してねーだろ!) スタート時間が迫り、みんなラインに並ぶ。(総勢400名余り)あれ?なんか去年より5mほど後に下がったみたい。 クロカンキッズのメンバーは最前列に一斉に横並び。この大会は年代別入賞を充分狙えることもあり、我メンバーも内に秘めた闘志を燃やしている。 「10秒前」とコールがあり・・・「バーン!」と号砲一発。すかさずスーパーラビットでスタートダッシュ。これから4kmコースを2周回するのである。 やはり飛び出したのは、奈良選手、続いて佐藤選手、その後ろに私が付く。周回グランドからコースに出るまでに良い位置をキープしたい。 奈良選手は、コースに出たところでどんどん離れて行く。佐藤選手にピッタリとくっ付き数百メートル様子見、その後前へ出る。 往路は上りは殆どないので、快適に滑る。去年はピッチがどんどん早くなり、それにつれて心拍数も随分上がってしまったが、今年は1本の板になるべく長く乗る様意識しながら滑る。 後方から「シャー、シャー!」というスキーの滑る音が聞こえ、後ろの選手との距離感がはっきり分かる。一人ではないようだが、今は後を見る余裕もない。 折り返し地点で奈良選手との距離を確認するが、とても追いつけるものではない、というよりあの勢いでは更に離されていくだろう。 折り返して初めての登りだが、惰性で登りきれる程度の距離である・・・がしかし心拍数は一気に駆け上がる。 この辺では、後方にいる選手とすれ違うので、他のメンバーを確認しながら滑る。 コースの後半には数箇所、小刻みなアップダウンがある。上りでペースが落ちた分、下りで一気に加速しながら滑り降りる。 しかし、相変わらず背後に気配を感じる。 ゴール地点のグランドに入ると場内アナウンスが響き渡った。「ただ今、後続の選手が入ってきました。函館の前田さん、続いて佐藤さん、渡部さん、永田さん!」 「えぇーーー(@_@)、後に3人もいるの?」ゴールまでこのままのペースを維持できるか?いや、なんとかこの位置を死守せねばぁ。 2周目になると、歩くスキー5km、3kmの選手達がゆっくりペースで滑っている。その間を縫って滑らなければいけない。 以前、突然コースを変更した人と接触して、転倒したことがあるので気をつけねばならない。ちょっとしたことが命取りになる。 抜くたびに「抜きまーす!」と声をかけながら行く。折り返してからもペースはそのままを維持している。去年とはエライ違いだ。スイムインターバルとでBIKEトレーニング(ローラー)している効果が出ているのかな? 最後の坂を下り、ゴールまで後500mほど。ゴール直前まで接戦になりそうだ。更にペースをあげるべくキックと腕のプッシュを強くするが、後方ピッタリ離れず。最後の短い上りで一気に駆け上がりゴール会場になだれ込む。 ラストの直線でスパートをかけるが、後方のナベちゃんはここでようやく仕掛けてきた。全力でラビット走法をするが、相手ナベちゃんはスーパーラビットで左側から抜きにかかる。 何とかふんばり最終コーナーへ差し掛かる。コーナーを越えるとゴールまでわずか15〜20mほど、ここが勝負どころだ。 何とかインを取り、コーナーを抜けた後、最後はスーパーで勝負だ!!・・・と思ったその瞬間、ズデッー!!「ヒエー!(>_<)」 (ここからはプロジェクトX風に) 〜MAEは、ゴール3m手前でコケた。頭の中で「ピリカは終わった・・・」そう思った。ゆっくり立ち上がり、ゴールラインを超えると、そこに勝ち誇ったナベがいた・・・。 〜エンディングテーマ♪〜 というわけで、MAEの金メダルは幻と消え去ったのでした。来年こそは、目指せ金メダル!! |
| 8km記録に挑戦コース記録 | |||||
| 19〜39歳女子 | 50〜59歳男子 | ||||
| 加藤弘子 | 37:01 | 1 | 奈良兼義 | 25:22 | 1 |
| 40〜49歳男子 | 谷口隆 | 33:09 | 7 | ||
| 石田浩幸 | 29:37 | 4 | 丹羽潤 | 33:08 | 6 |
| 前田紀幸 | 27:37 | 2 | 永田康三 | 28:34 | 2 |
| 佐藤義裕 | 28:03 | 3 | 相馬豊 | 31:46 | 5 |
| 渡部信嗣 | 27:28 | 1 | 塚谷善次 | 71:59 | 13 |
| 40〜49歳女子 | 中西新一 | 28:36 | 3 | ||
| 前田ひとみ | 45:40 | 1 | |||
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